弊社創業1996年以来今日までの20年間、主力製品である動的粘弾性測定装置をはじめ各種レオロジー機器の設計製作を行ってまいりました。
開発のはじまりは創業から15年さかのぼり高分子プラスチック産業が栄え始めたころになります。
動的粘弾性測定装置は当初から海外メーカーが日本国内で盛んに販売しているなかで弊社は国内メーカーとして対抗すべく
オリジナルに富んだ開発をコンセプトにして今日まで歩んでまいりました。
動的粘弾性測定の対象になるものとしてゴム、プラスチックス、粘接着剤、インキ、塗料などの工業材料や食品、化粧品があり高分子物質が使われております。
動的粘弾性測定装置の用途は当初大学や企業における原材料の基礎研究にはじまり、今日では成型加工や自動車産業における開発から情報ツールまで拡がっております。
高分子材料や加工技術の発展とともに動的粘弾性測定装置へのご要求も活発になり、おかげさまで装置のバージョンアップを積み重ねることができました。
今世紀では液晶テレビや携帯電話が高性能でしかも低価格で普及しており、液晶ポリマーの材料や加工技術の発展がそれに起因しております。
また今後高分子技術の発展と市場ニーズのもとに開発される新素材には動的粘弾性測定による情報が必須であると信じております。
そのためにも弊社へのご要望を大切にしてスタッフ一同、装置開発により一層励んでまいります。
今後ともご指導賜りますようお願い申し上げます。